2017-09-14 オトナな子供より、子供なオトナ 第10号
こいつ天才や!!!!!!!!!
と思うことたまにありませんか!??
今週は久々にそんな感情になった2人をご紹介したい。
一人目は、ジュゼッペ・アルチンボルド
先週上野の西洋美術館で行っている
「アルチンボルト展」に行きました。
アルチンボルトの作品は動物や植物、魚などで人間を表してるものが代表的で、
一見分かりやすいがとても奥深いものでした。
特に有名な
季節を表した、四季
<春>
<夏>
<秋>
<冬>
四大元素を表した大地、水、火、大気
<大地>
<水>
<火>
<大気>
上手い!!!!
シンプルに絵が上手い!!!
僕みたいな美術にそこまで触れたことの無い人でも究極に上手いと感じる。
そしてなんと言っても一つ一つが細かくストーリー性を感じる。
《大気》-《春》「暖」と「湿」
《夏》-《火》 「暖」と「乾」
《大地》-《秋》「寒」と「乾」
《冬》-《水》 「寒」と「湿」
向かい合うそれぞれ男女ペアにもなっていたり、
よーく見るとイニシャルや隠字が入っていたり奥深い。
個人的に特に好きな物が大地、と水。
大地に関しては首をセクシーな牛の背中、目を狐の口で表しているところに感動した。
どういう考え方でそうしようと思うのか、、、、
天才だな。
ちなみに僕の天才の定義は、
「何かに対してその人なりの奥深い追求があり、それに僕が感動した人のこと」
アルチンボルトは、絵画という分野で何かで何かを表現する追求が僕を感動させた。
意味が無さそうである、自分の中での天才コレクションを作り常にいろんな刺激を受けられるようしたい。
生でみるといっそう天才さを感じるので、
感性干してる方!!!
時間ある方!!!
「アルチンボルト展」見に行ってみてください^ ^
おすすめです!!!
2人目は「F」
このアルファベットは著者名で
「いつか別れる。でもそれは今日でない」という本の著者。
名前は明かさず、Fと名乗っている。
今題名からも読み取れる、何か人生に対しメガディブな中にも自分なりの答えを持ち生き続けてる感じが好き。
『寂しさに対して抵抗するなんて無駄な行為だと、本当は誰もが気づいている。
私の眠れない夜と、誰かの寂しい夜と、それに気づかない振りをし続けた私のどうしようもない独り言が一定数を超えたから、この春、一冊の本を出すことにした。』
冒頭にあるこの表現も、普通に生きていたらしないような感じが何か好き。
ただかなり一般人離れしている。笑
天才とキチガイは紙一重。
違うのは、他人の幸せに貢献できてるかできていないかだと思う。
そんなこの本の好きな箇所が幾つかあるが、その中でも3つ紹介したい!
1、矛先がむけられるべきは、いつでも自分だ。
本当にどうにかすべき矛先は、「面倒くさい」相手ではない。相手を「面倒くさい」と感じる、「超面倒くさい」自分である。
全ての原因は自分にあるという意味を面白く表現している。
名言集などでもたまにあるが、この手の意表をつく表現方法はとても好きだ。
2、どうせ重くなる時は重くなる。
でもそれは、たまにでいい。そして、間違って重くなってしまった相手を、笑いながら愛せたら、それが一番望ましい。
お互いが自分以上にお互いを知り、受け入れ合えるような素敵な関係!
シンプルだけど人間シンプルなことがとても難しい。
3、まるで宝石のように自分の悩みを抱えて、それを撫で回し続ける人がいる。
でも、大抵の悩みは街角で配られたティッシュと同じ。
世間から適当に押し付けられたガラクタのようなものだ。
誰かがすでに悩み抜いたような問題で自分が悩むのは、間抜けも同然である。
そんながらくたのようなことの為にわざわざ悩む必要なんてない。
まったく悩まないことはできないにしても、悩みすぎないことはいくらでもできるのだ。
これは今抱えている問題が小さく見えてくる。
この表現はかなり好きで、最近自分の身の回りで問題がある人には同じようなことを言いいたい笑
ただ、とてもそのとうりだと思う!
本質的には誰しも言ってることは同じようなことが多いが、
その本質の表現方法が人の数だけあり面白い!!!
そしてこの「F」さんは僕の天才名鑑に載りました。
と思っていたが、、、
実はこの「F」という人物は、色んな詩や本、ブログ等からパクリ、オリジナルと見せかけて載せ、世間様からめちゃめちゃディズられてるらしい。
まぁそんな風に売れてしまう時代でもあるんだなと。。。
ただ、それを堂々と本にまでして出してるキチガイぶりは開き直って天才だ。
けど、パクられた人を不幸にしていたら−50点。
以上。
よくオトナな子供になりなさいと日本では言われるが
多くのことに好奇心を持ち、好きなことは好き、嫌いなものは嫌いとう。
興味あることにはとことん追求し、恥、プライドなど捨て接せるような子供なオトナにとても憧れる。
今日はこれで終わり。
いつも見てくださりありがとうございます。
感謝です。
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斉藤