ジュンの引き出し

学んだ気になる机

2017-08-12 人生初ヒッチハイク600kmの旅in福島 2日目(ハードワーク編)第3号

 

 

 

 

今回は2日目の特に思い出に残った、ハードワークについて書きたいと思います。

この体験を気に多くの方の助けを頂き、人間の本来あるべき姿であ人の暖かみを直に感じることができました。

 

関わって下さった方々、一緒に行ってくれたアッキー本当にありがとうございました。

 

 

 

福島到着から約11時間が経過。。。

 

 

2017年8月12日9:00 起床

 

 

足と腰が痛い。。。

気づいたら外があまりにも寒すぎて、トイレの端っこで立ちながら寝ていた。

 

 

まず起きると極限にお腹が空いていた。

気づけば昨日の昼から頂いた、せんべいしか食べていない。。。

 

 

駅の目の前には誘惑してくるかのように、とんこつラーメン屋さんと温泉が。。。

今喉から手が出るほど欲しているもの、2点セットがもれなくあった。

 

 

豚骨ラーメン 600円

温泉     500円

 

 

1100円がこんなに偉大に見えたのは初めてだ。

日頃のお金の使い方を少し反省。。。

 

 

僕たちはお金やカード類は一切持って来てないため、

「自力でなんとかしなければ!!!」

 

 

ということで、僕たちはハードワークを開始した。

 

 

ハードワークとは、僕たちの意味合いで「0円からお金を稼ぐ事」を意味する。

 

 

過去に渋谷で行った経験から、多少の自信はあった。

 

 

何をしたかというと、めちゃめちゃシンプル作戦。

 

 

ヒッチハイクのボードに

 

 

僕が道の駅で

『東京から来ました!100円でなんでもお手伝いします!』

 

 

アッキーがセブンイレブン前で

『東京から来ました!100円ください。お手伝いします^ ^』

 ※アッキー言わく、くださいを消してる感じがいいらしい笑

 

これでお互い別々に、アピール!!!!!

 

 

開始早々道行く人の視線を受け続けながらかれこれ30分。。。

僕は1円も集まらなかった。

こんな難しかったっけと思いながら、、、

 

 

一方アッキーはというと、、、

 

 

・おにぎり2つ

・サンドウィッチ

・飲み物2つ

・2872円

 

 

どんだけ〜〜〜〜〜笑

めちゃめちゃもらってるやん!!!!!!!!

 

 

これは負けてられないと、場所をコンビニへ変更。

 

 

開始から40分経過・・・

以前と集まる気配がしない・・・

 

 

その後も何店舗か移動したものの、

注意されるばかりで1時間経ってもなにも集まらなかった。

 

 

アッキーからは

「おにぎりとジュース、温泉代あげるから帰ってきなよ!」

と連絡が。

 

 

ただ、このまま終わってたらただの東京から来た貧乏人で終わってしまう。

そこで最後の少し離れたセブンイレブンに最後かけた。

 

 

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そして場所ばかり変えても根本的な解決にはならないなと思い、一人一人どんな人だろうと話しかけてみることにした!

 

 

「おはようございます!」

「お願いします!」

「よろしくお願いします!」

 

 

すると少しづつ何名の方から

「がんばってね!」

「東京から来たのすごいね!」

 

 

と声をかけてくれるようになり、これは何かいけそうな空気感が出てきた。

 

 

すると1人の女性の方が話かけてくださり、

今までの経緯やヒッチハイクで福島へ来た話などした。

 

 

すると、、、

 

 

「遠慮なく好きなもの選びなよ!」

セブンイレブンに入りおにぎりやバナナ、飲み物、弁当を入れてくれた。

 

 

素直にめちゃくちゃ感動した。

泣きそうになった。

 

 

こんなにも人のため、無性の愛というものが素敵なものだと思わなかった。

この体験だけでもヒッチハイクで福島まで来た甲斐があったと思えるくらい。

 

 

この方は九州の長崎からトラックの運転で福島まで来ているらしく、

「困ってる時はお互い様だよ。」

と優しい言葉をかけてくださった。

 

 

本当にありがとうございました。

 

 

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人間本来の共存共栄の精神は、かけがいの無いものだと実感。

 

 

 

その後アッキーと合流し、念願の温泉へ!

お金は無かったのでアッキーの奢り^ ^笑

 

 

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温泉でも元第一原発で働いている方、被災地の方とお話し、

働いている最中に地震が起きた内部の事など話してくださいました。

 

 

都内だと人は多いが、人と人とのコミュニケーションが少ない。

反面、福島は都内に比べ人は少ないが、町一帯が家族のような暖かい印象を受けた。

 

 

時間は12:20分。 

ここまでが約3時間30分の出来事だった。

 

 

長くなってしまったので、

次回2日目(沿岸の現状と帰り道編)を書きたいと思います。

 

 

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございましたm(_ _)m

 

 

 

斉藤